ロゴの由来
ロゴの制作は村橋貴博さんに依頼しました。“guse ars (グセアルス)”というユニットで活動するアーティストで、浜辺や川岸に漂着した陶片の模様を表現素材として再生するユニークなプロジェクトを手がけられています。村橋さんの個人名義では、コラージュ技法を中心とした作品の制作やデザインも手がけるなど、多方面で活動されています。
実は当初「お店にロゴは必要ないのでは」という考えがありました。商品の製造元やブランドではないのでトレードマーク(商標)は必要ありませんし、ロゴがあることで商品に先入観を植えつけてしまうことを懸念していました。
一方で、特定のジャンルに縛られない商品構成にしたいとも考えていたので、お店を象徴するようなロゴがあれば雑多な商品構成でも一つのお店としてみなさまに認知してもらいやすいのでは、というふうにも考えていました。
日用品という大枠なジャンルなので特定のモチーフは設定せず、商品の邪魔にならないよう控えめな意匠で、それでいて印象に残るようなロゴを作りたい。そんな我がままな要望を村橋さんに投げかけてみたところ、快く相談に乗ってくださり、見事に形にしてくださいました。
テーマは “道具”。複雑なようでシンプル、覚えづらいようでどこか記憶に残る、見る人によって捉え方が異なる不思議な意匠に仕上がりました。ロゴとして形にすることで、それまでぼやけていたアマナイの焦点が定まったのを覚えています。本当にありがとうございました。
みなさまの記憶の隅にロゴが残り、ふとした時にアマナイを思い出してご利用いただけることを願っています。
村橋貴博 : https://www.instagram.com/guse_ars_mura/
guse ars : http://guse-ars.com/