伊賀の豊かな土から作られた甕。土の素朴な風合いがどっしりとした佇まいを際立たせています。
鎌倉時代より本格的になったといわれる伊賀焼。素地に粒子の細かい赤土を使い、黒飴釉をかけて全体を滑らかに覆っています。高温で焼き締めることで吸水性が低くなり、耐酸性も高くなっています。
完全に密閉されることがないため、漬け物や味噌など発酵食品づくりに向いています。色移りや匂い移りを起こしにくいため、洗って繰り返しお使いいただくことが可能です。
昔ながらの台所道具、菜箸や木べらなど木製調理器具を立てておいても様になります。
寸法 高さ 約170mm/蓋含め 約220mm
口径180mm
材質 赤土 黒飴釉
国 三重県伊賀市
東屋
東屋は古きよき日本の「もの」を現代の生活でも使いやすいように見直し 新しい一面を提案し続けています。職人の技術を活かした製品は使い手のことが考えられながらも一貫した美意識が感じられます。