大正から昭和初期に作られたと思われる瀬戸物をベースに制作されたコーヒーカップ。古物市から見つけ出したような、趣のある器です。
本体は磁器ながら、ところどころ釉薬のたまりや黒点も見られる、雰囲気ある表情。呉須の青い線は手書きによるもので、赤いふちの飾りも手でスタンプのように捺されています。わざではなく、手仕事のブレをあるがまま受け入れている様は、これまでずっと存在していたかのような泰然自若とした佇まいです。
amanaiでは2サイズあるうちの大をセレクトしています。名前は大ですが小ぶりなマグカップとしてお使いいただけます。
寸法 約 Φ73mm × W95mm × H74mm
素材 磁器・呉須・土灰釉・赤絵
重量 約150g
容量 約230ml(満水)
意匠 杉本理
原型 金子哲郎
製造 白岳窯(長崎県波佐見町)
東屋
東屋は古きよき日本の「もの」を現代の生活でも使いやすいように見直し 新しい一面を提案し続けています。職人の技術を活かした製品は、使い手のことが考えられながらも一貫した美意識が感じられます。