馬の尾脇毛がふさやかに植え込まれたニット用の洋服ブラシ。柔らかさと腰の強さを兼ね備えた毛が埃をしっかり払い落としてくれます。
尾脇毛(おわきげ)とは、馬の尾の根元に生えているウブ毛のこと。当たりは柔らかく、且つ腰は強いという相反する特徴を併せ持つ希少な素材です。職人であり創業者でもある石川和男氏はこの尾脇毛に着目し、ブラシとして使えるように素材の選定から設計、制作工程に至るまでを一貫して手がけられています。
掴みの素材は屋久杉で赤みを帯びた茶褐色をしています。細かく波打つように積層する木目が特徴です。オーバル型の形状はブラシを直に掴むような感覚で持つことができ、力が逃げないよう工夫されています。200個以上の穴に手作業で植え込まれた毛が面をつくり、生地を痛めることなく力強くブラッシングすることができるのです。
ブラシは細かい埃を払い落とすだけでなく生地の表面を整え、本来の風合いを保ちながら艶を深める役割も果たします。こまめなブラッシングで大切な衣服のコンディションを保ち、クリーニングに出すことなく自宅でお手入れができるのです。豊かな装いのための日常の道具として末長くお使いいただけます。
本製品はニット用です。ウールやカシミヤだけでなくシルクなど繊細な生地に対応しています。大切な洋服や和服へのお手入れ道具として最適です。より汎用的に使いたい場合はスーツ・コート用をおすすめします。
寸法 全体 幅57 × 長さ210 × 厚さ50mm
毛丈 約35mm
素材 馬の尾脇毛(上ウス)
屋久杉 植物性ニス仕上げ
重量 150g
国 日本
※木目には個体差があります
※紐の色は赤・紺・黒のランダムです
イシカワ洋服ブラシ
職人・石川和男氏によって創立されたブラシメーカー。素材、製法、使い方に至るまで独自に研究を重ね、その哲学が詰め込まれたブラシは他の製品と一線を画します。