岩田俊彦氏による丸皿。「石目」と呼ばれる陶磁器にも見えるような独特の質感が特徴です。重厚感のある佇まいに反した木胎漆器ならではの軽さに惹かれます。丸皿は潔く造形を排した正円の形。月面にも見える表情に引き込まれるような奥行きが感じられます。
寸法 φ 210× H24mm
重さ 約124g
素材 栃、漆、乾漆粉など
注意 電子レンジ 不可、食機洗い乾燥機 不可
岩田俊彦
漆作家。本漆や螺鈿などの伝統的な技法はもとより、岩田氏独自の漆の質感を探求し制作を続ける。1970年、神奈川県鎌倉市に生まれる。1999年、東京芸術大学美術学部工芸家漆芸専攻を卒業。